自社Webサイトを作成し、ブログを運営、SEO対策でGoogle検索の上位を目指す。と言うのは、Webマーケティングの王道ではあります。
ただ、どんなキーワードであっても、自社Webサイトでブログ等コンテンツマーケティングをがんばり、検索上位を目指せばよい、というわけではありません。
例えば、貴社が吉祥寺で町の不動産業を営んでいるとしましょう。扱っている物件が主に賃貸マンションだとします。お客様がGoogle検索される時「吉祥寺 賃貸マンション」というキーワードで検索した場合、そこに上位表示される競合はSUUMO、ホームズ、アットホーム、エイブル、、、競合というより、強豪です。正直、「吉祥寺 賃貸マンション」というキーワードでどれだけコンテンツマーケティングとSEOで上位表示を目指しても、徒労に終わる確率の方がはるかに高いと考えた方がよいです。
よって、この場合は、自社Webサイトでやるべきことは３通りあります。
- 例えば「防音室」仲介特化、等、自社に明らかな専門性があり、上位表示が狙えるのであれば、そのキーワードに特化したコンテンツマーケティングとSEOを行います。ちなみに、「吉祥寺 賃貸 防音室」なら上位を狙えますが、「吉祥寺 賃貸 女性専用」程度であれば、それは専門性とは言えません。「女性専用」くらいであれば、やはり上位表示されるのは「強豪」です。それほど、「吉祥寺 賃貸」というキーワードがビッグワード（＝人気で検索されやすく競合が強い）なのです。
- SEO対策以外の何らかの方法（SNS、ちらし、看板など）で、貴社名を知って検索することを「指名検索」と言います。「指名検索」のお客様が貴社のサイトに訪れた際、実績があり、信頼できる不動産会社であることを知って頂くことを目的として、サイトの設計をします。貴社のブランディングが主な目的となります。この場合、Google検索以外の何らかの方法で貴社を知って頂く必要があります。ちらし、看板、SNSが主な手段となります。SNSについては、このシリーズで後ほどご説明しますね。
- 「吉祥寺 賃貸」のような激戦区ではない場合は、それに向けたやり方もあります。
例えば、これが「札幌 シェアハウス」ではどうでしょう？
実際に検索すると、いきなり小規模事業者様が出てくるので、ここでは敢えてお名前を出しませんが、実際に検索していただければ、明らかに、このキーワードではコンテンツマーケティングとSEOが有効なことがお分かりいただけるかと思います。
そして、実際に「札幌 シェアハウス」で、自社が上位を目指すのが具体的にどれくらいの難易度か、というのは、キーワードプランナーやSimilar Web、SEOチェキ等というツールで具体的な数値を調べることで簡単に分かります。そこで、もしこのキーワードが目指すに足るニーズがあり、競合との比較から上位表示を目指すことが自社でも可能である、と判断すれば、そこからは本格的にブログ、動画などを作成し、さらに惹きの強いキーワードに「ちゃんと意味を持たせた」上質なコンテンツで一気に上位を目指します。
このように一言で「不動産業のWeb集客」と言っても、どの戦略を取るかは、貴社の状況を具体的に、データを使って把握する必要があります。
中小不動産業のためのWeb集客
- 大手ポータルサイトへの掲載
- 自社Webサイトの作成とブログの運営 ＋ SEO対策
- リスティング広告 Coming Soon！
- SNS（Instagram、You Tube等）の活用 Coming Soon！
- LINE、メルマガで見込み顧客への訴求 Coming Soon！
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